自分史上、最高のイヤホンと出会いました。SONY WF-1000XM4レビュー!
ありがとう、ソニー。
そう呟きたくなるほど、自分史上最高のイヤホン「SONY WF -1000XM4」に出会ったので、レビューしていく。
開封レビュー
以前、サブとして使用していたワイヤレスイヤホン「Galaxy Buds+」がなぜか急に壊れてしまったので、新しくワイヤレスイヤホンを購入することにした。
ちなみにメインで使っているイヤホンはAppleの「Air Pods pro」。購入を迷われていらっしゃる方は、こちらの商品とも比較してご紹介していくので参考にしてほしい。
環境に配慮した紙パッケージ
こちらのイヤホンのパッケージは、環境に配慮してプラスチックパッケージではなく、紙パッケージとなっている。
帯がなんかザラザラ高級加工されてて、いい気分がする。()
開けていくよ
小さなパッケージにいろいろなものが詰め込んである。まるで旅行カバンのようだ。
本体。縦に自立するタイプなのが地味に嬉しい。
色はブラックとプラチナシルバーの2色展開で、今回購入したのはプラチナシルバー。
表面はマットな感触で、ただの艶消ししたプラスチックというより、大理石のような雰囲気を醸し出している。
若干大きめだが、重すぎず気にならない。
接続はもちろんUSB-Type C。脅威のバッテリー持ち
接続部分はUSB-Type C。Switchなどの充電器とも併用できるのでかなりありがたい!!
また、ワイヤレス充電にも対応している。
USBケーブルと換えのイヤホンチップは同梱されている。
このイヤホンのすごいところは音質はすごくいいのにバッテリー性能もものすごいところだ。
ノイズキャンセリングをONの状態で8時間、なしの場合12時間使用可能。もちろんケースで充電すれば1日中ずっと使用することができる。
さらに5分充電するだけで1時間使用できる高速充電にも対応。
1日中オンライン会議でもガッツリ使えるのが良い!
音質について
音質については、間違いなくAir Podsより高品質だと断言できる。
専用のアプリをインストールすれば細かいイコライザのカスタマイズが可能で、高音域から重低音までかなり細かく調整することができる。
従来のイヤホンは重低音が弱めだったので、重低音強めで高音域がしゃりしゃりした、いわゆる「ドンシャリ」が大好きな私にとって夢のような音質にできるのが最も良いところだった。
また、ノイズキャンセリングの性能も素晴らしく、駅などうるさい場所で使用すると一気に雑音がカットされる。
また外部音取り込みにも対応しており、こちらの性能はAir Pods proに軍配が上がるものの申し分ない性能。
かなり自然に外部音を取り込んでくれる。
シチュエーション別の使用感評価
ここからは、シチュエーション別に使用感を評価していく。
あくまでも個人の評価だということを考慮してほしい。
音楽鑑賞(ポップス編)
JpopやKpop、洋楽のPopを聴いてみた感想としては申し分ないほどの素晴らしさだった。
特に重低音が強調され、音に奥行きがあるのが最高。ボーカルの音もクリアに聞こえるのがグッドポイント。
音楽鑑賞(クラシック編)
個人的にクラシックが最も綺麗に聞こえると思った。特にくすみがちな重低音がクリアに聞こえるので、高音域の音とのバランスが良くなり、実際にホールで鑑賞しているような感覚がした。
音楽鑑賞(ジャズ編)
ジャズもこのイヤホンにはとってもあっていると感じた。低音域が響くのでジャズの良さが際立っている。
音楽鑑賞(ASMR・自然音編)
ちょっと変化球だが、私は普段環境音系ASMRを聴きながら作業している。
さてこのイヤホンで環境音のASMRを聴くと、自分の好みのドンシャリ設定のまま聴くと重低音が目立ってあまり良い音には感じなかった。
しかしかといってイコライザの設定をリセットすればいいだけの話なので全く問題ない。
動画鑑賞
引き続いて動画鑑賞に移る。こちらも問題ないと感じた。
低音がはっきりしているのでアクション映画などではかなり映画館のようなリアルなサウンドを聞けるのでおすすめ。
ゲーム(アクションゲーム)
イヤホンによっては遅延が発生するので、ゲームをワイヤレスイヤホンで行うのは正直おすすめしないが、今回最も心配していた部分はこの遅延についてだ。
iPhone XSでアクションゲームをプレイしてみると、若干の遅延がやはり発生する。
個人的にそこまで気にならなかったが、FPSなどコンマの時間で勝敗を決めるゲームをするのはおすすめしない。
ゲームをするときは有線イヤホンの方がおすすめだ。
オンライン会議(ZOOM)
今や多くの人が利用しているであろうZOOM。
こちらでの使用感は可もなく不可もなく…といった感じだ。
使用していて特に問題は感じられなかったが、若干マイクがこもって聞こえると友人から感想をもらったので、YouTuberのような音質を気にする人には向いていないかもしれない。
自分史上最高のイヤホン。買ってよかった。
正直、このイヤホンは30000円とかなり高い部類に入ってくる。
だが自分の重視していたバッテリー性能だけではなく、やはり世界のソニーさんというクオリティのすばらしい音質性能が嬉しかった。
最近はAir Podsよりもこっちがメインになりつつある。
値段はかなりするが、それ以上の収穫があるため気になった方は家電量販店やネットショッピングを覗いてみてほしい。
総合レビュー
総合レビュー-
値段5/10 Neutralめちゃくちゃ高いけど、それ以上の収穫があるので納得できる。
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デザイン8/10 Very good高級感があり、ケースが自立するのがいい。プラチナシルバーは汚れが目立ちにくく、大理石のような感触が好み。
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音質9/10 Amazing自分好みの音質に詳細にカスタマイズできる。他のイヤホンでは珍しい、重低音を強くできるのがGOOD。
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反応速度5/10 Neutral若干の遅延あり。ゲームをプレイするのはおすすめしないが、動画鑑賞では特に問題ない。
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装着感6/10 Normalシリコンチップではなく、ウレタンのもちっとしたイヤーチップ。密閉性があるが、慣れるのに時間がかかるかもしれない。長時間装着すると耳が痛くなるかも。